防犯知識
ドアスコープからは部屋が丸見え
玄関ドアには、たいていドアスコープという魚眼レンズのついたのぞき穴があります。
防犯対策の一つとして役立っていますが、ときにはこれが逆に「のぞき」に悪用されることがあります。
「のぞき用」のドアスコープを玄関のドアスコープに押し当てれば部屋の中はまるみえです。
窓からののぞきを防ぐ
カーテンも薄手のものや色の薄いものは人影が透けることがあります。厚手のカーテン、あるいは遮光性のカーテンをつけることをおすすめします。
窓からののぞきに関して、マンションの高層階に住む人は特に警戒心が薄れがちですが、周辺のビルやマンションからのぞかれていることもあります。
一日の生活が盗撮されている
街中での盗撮はかなり出回っており、公衆トイレや居酒屋などに隠しカメラを取り付けてそれを受信、録画して楽しむマニアがいます。
駅や公園のトイレは男女別ですから男性のマニアが女子トイレに盗撮カメラを仕掛けるのは困難ですが、居酒屋やレストランだと男女別でないところが多く、いとも簡単に盗撮カメラが取り付けれてしまうのです。
プライバシーは守られない
警察庁は、日本中の高速道路、主要幹線道路に「Nシステム(自動車ナンバー自動取締装置)」という監視カメラ網を張り巡らしています。道路の上にカメラがずらりと並んでいるのを見たことがある人もいるかもしれません。
あれがNシステムで、道路の混雑状況を監視するだけではなく、同時に道路を移動してくる自動車のナンバーを24時間体制で監視することもできます。
この情報は警察のコンピューターに結ばれており、警察はその気になれば、どこの誰が、いつ、どこまで行くのかをリアルタイムで監視できます。
また、高速道路の料金所を通過する際、そこを通るナンバープレートが一台一台すべて撮影、記録されていることをご存知でしょうか。
このデーターは通行券の磁気部分に入力され、通行券を交換して料金をごまかすなど不正を防ぐためと言われてますが、監視カメラによる個人情報の収集という側面ももっています。
道路に限らず、コンビニや銀行には監視ビデオカメラが設置されていて、そこに出入りする利用者の映像は逐次、撮影、記録されています。
ゴミは個人情報の宝庫
公共料金やカードなどの請求書関係、給料明細書、レシート、ノート、食べ物や薬のパッケージ、生理用品、使い古した洋服、下着など、それらの幾つかがそろうと全て重要な個人情報となります。
請求書を見れば電話番号、住所、氏名が簡単にわかります。
給料明細書は収入、勤務状況、勤務先などがわかりますし、レシートからはどこへ行って何を買ったか、行動範囲や趣向まで見えてきてしまうのです。
その他にも食べ物のパッケージから食べ物の好き嫌い、薬や生理用品からは健康状態や生理の周期までもわかります。
一度、収集所に出されたゴミはもはや私物ではありませんから、それを持ち出しても犯罪にはなりません。
郵便物は貴重品です
郵便物は取引銀行やカード情報など、重要な情報をつかむ情報源となります。
クレジットカードの請求書や通帳に記帳していない分の銀行取引明細書の郵送等、これを盗み出せば、その人の経済状態が手にとるようにわかってしまいます。
郵便物は1人暮らしの場合、ダイレクトメールなどを含めて月に2~30通ほど送られてくるといいます。
電話、公共料金、カード会社の請求書など、定期的に届く重要なものは少なくとも5通、多くて10通近くあるはずです。
女性の一人暮らしはカモフラージュする
女性が一人で住んでいますよと不特定多数の人に知らせてしまう不用意な行為は避けたほうが賢明です。
「もの干しに男物のパンツを干す」のは昔からよく言われてきた女性の一人暮らしのカモフラージュ法です。さすがに今の時代、これを実行する人はいないでしょうが、その発想は使えます。
「玄関前に男物の傘を置く」「男物の靴を置く」「表札に男の名前を入れる」といった方法があります。この種のカモフラージュは誰かと一緒に住んでいると匂わせるのが目的です。
レディースマンション
昔から女子寮というのは下着泥棒や空き巣に狙われやすかったわけで、現代の女子寮ともいうべきレディースマンションはのぞきや変質者にしてみれば、格好のターゲットです。
オートロックや防犯カメラで武装しているとはいえ、どうしても狙いやすそうなイメージを与えてしまうのがレディースマンションです。
一人暮らしの女性が安心して暮らせるところを探すなら、むしろ家族世帯向けのマンションが良いでしょう。






